cellロゴマーク

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「組子細工」は、釘をいっさい使うことなく、小さな木片を手作業で組み合わせてさまざまな模様を編み出していく日本の伝統的な木工技術です。
「CELL」は、この技術を「『組む』ことによって、新たな存在を織りなす技術」と新たに解釈し、可能性を拡張するブランドです。

従来、建具の障子や欄間として平面的に活用をされることが主であった、組子の最小ユニットの六角形に着目しました。
六角形のユニットに柔軟性のあるジョイントを「組む」ことによって、2次元でも3次元でも変幻自在な形を作り出すことができます。日本古来から培われてきた伝統的な技術のユニークさと、それを実現させる究極の職人技、そしてユーザーの発想が組み合わさり、クリエイティビティの化学反応を起こすことで、想像を超えた未知なる可能性を切り拓くことを目指します。

あなたなら、どのようなCELLを創造しますか?

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「江戸東京きらりプロジェクト」は、“Old meets New”をコンセプトに江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝」に磨きをかけ、その価値と魅力を世界に発信するプロジェクト。
「CELL」は、本プロジェクトの一環として、伝統的な技術を活かしながら、現代のニーズにこたえた製品を製作する「江戸組子 建松」と、「粋」をさまざまな視点から探求し「粋」の宿る木工技術「組子」を通じて「真の豊かさとは何か」を問うクリエイター「MAI SUZKI」のコラボレーションブランドです。

OUR STORY

田中孝弘の写真

TAKAHIRO TANAKA

将来的に息子に継いでもらうなら、食える状況を作りたいし、組子の世界が魅力的に感じられるようにしたい、と考えています。また、昔から海外展開の構想があって、組子の技術を広めるのが目標でした。そこで本プロジェクトに参加し、組子と粋について研究している鈴木さんと出会い、タッグを組むことに決めました。私は伝統的な組子職人で、鈴木さんは現代の技術も活用するクリエイターです。私は決まった形の製品を作ることに慣れていますが、彼女の新しいアイデアは、製品の用途をあえて決めずに様々に応用可能な展開というもので、これは従来の組子の商品開発に新しい視点をくれました。最初は不安もありましたが、同時に興奮と期待も感じています。CELLを長期的な視点で育てていきたいです。

鈴木舞の写真

MAI SUZKI

島根在住の組子職人との出会いをきっかけに「粋」と「粋」の宿る伝統工藝の「組子」に魅了され、リアルとデジタルの両面から「組子」を研究してきました。現在は、従来の平面的な組子の枠を越えた、ウェアラブルアートとしての組子のドレスなど、伝統工藝とデジタルファブリケーションをかけあわせ、未知なる可能性をデザインしています。
今回の「CELL」は組子の最小ユニットに着目し、拡張できる仕組みを作ることで、使い手の自由な発想や要望に対して、変幻自在に寄り添えるプロダクトを開発しました。既成のものやルールにとらわれず、遊び心くすぐる「粋」な暮らしや空間を創造してもらえたら嬉しいです。