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2024.08.01 木

「CELL」誕生のお知らせ

“Old meets New”をコンセプトに江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝」に磨きをかけ、その価値と魅力を世界に発信する「江戸東京きらりプロジェクト」。

本プロジェクトの一環として、伝統的な技術を活かしながら、現代のニーズにこたえた製品を製作する「江戸組子 建松」と、「粋」をさまざまな視点から探求し「粋」の宿る木工技術「組子」を通じて「真の豊かさとは何か」を問うクリエイター「MAI SUZKI」のコラボレーションブランド「CELL:Flexible Unit KUMIKO」が誕生しました。

伝統工芸である「組子」は、木々を釘などを使わずに組み合わせることで紋様を表現する技術。「CELL」は、この技術を「『組む』ことによって、新たな存在を織りなす技術」と新たに解釈し、可能性を拡張するブランドです。従来平面的な建具の襖や欄間として平面的に活用されることが主であった、組子の最小ユニットの六角形に着目しました。

六角形のユニットに柔軟性のあるジョイントを「組む」ことによって、フレキシブルさを実現し、2次元でも3次元でも変幻自在な形を作り出すことができます。日本古来から培われてきた伝統的な技術のユニークさと、それを実現させる究極の職人技、そしてユーザーの発想が組み合わさり、クリエイティビティの化学反応を起こすことで、想像を超えた未知なる可能性を切り拓くことを目指します。